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六甲全山縦走 練習その1/兵庫県須磨区〜灘区 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
2006年8月4日(金) はれ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
同行者:なし。 | 往路:ママチャリ+電車 復路:↑+ロープウェイ+ケーブルカー+バス |
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●コース概要● JR須磨駅・・・須磨浦公園・・・旗振山・・・鉄拐山・・・高倉台(住宅街)・・・栂尾山 ・・・横尾山(312.1m)・・・妙法寺(住宅街)・・・高取神社・・・菊水山(458.8m) ・・・天王吊橋・・・鍋蓋山(486.1m)・・・大竜寺・・・市ガ原・・・摩耶山(702m) おおよそ30km・約11時間45分 【含:須磨浦公園までの歩き+迷った時間+休憩2時間】 |
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先々週、須磨浦公園から横尾山までを歩いたときに発見した【六甲全山縦走】。 (そのうち、詳しいものを作成するのでちょっと待ってちょんまげ) 六甲全山縦走の地図を手に入れ、もう少し涼しくなってからでもいいんじゃない?と思いながらも、どうしても一刻も早く歩いてみたくて本日お出かけ。 とりあえず、「摩耶山まで歩けたらあとは惰性で歩ける」そうな摩耶山まで行ってみることに。摩耶山は、六甲全山縦走の約半分の辺りに位置するところである(約28km地点)。何故、そこまで行けば惰性で歩けるのかというと、須磨浦公園から摩耶山までが登ったり下りたりの繰り返しでキツく、摩耶山以降は若干登るものの下りがメインになるからなのだそう。地図を見てもふむふむ、なるほど。 と言うわけで、約28km。本当に歩けるん?(;・∀・)と自分に不安を感じながらも、せっかくのチャレンジなのでいろいろ試しながら歩くことに。 @新しい靴 前回、横尾山まで歩いたときにも思ったのだけど、市街地を抜けるアスファルト道、そして階段が多いのでいつも履いている登山靴はいかがなものかと思いReebok(リーボック)のNEWシューズを新調。軽いウォーキングシューズ。ハイカットじゃないので足首はちょっと不安だけど・・・果たしてこの靴の歩き心地やいかに。 A荷物の軽量化。 飲料500ml×2、おにぎり×2、飴玉×1袋、ミニ三脚、ティッシュ、着替えのTシャツ、タオル×1、ヴィダーインゼリー×2、ウィンドブレーカー。いつも持って行っている1kgほどある三脚はお留守番。 Bサングラス 頭痛対策として。 Cステッキ 最近山に同行していないステッキ。登りの階段が多いみたいなのでダブルステッキを試してみることに。→でも、1本行方不明で、結局1本しか使えなかった(;・∀・)。 Dコースの確認 市街地も通るコース。どうやら複雑でわかりにくいところもあるようなので、その確認。あと、飲み物を確保できるお店や自販機の確認。 とまぁ、いろいろあるけれど、特に気になるのが@とD。それに自分自身の足と菊水山への登り。半分の摩耶山まででヘロヘロならとてもじゃないけど最後まで歩ききることなんてできないと思うから。逆にこの暑い日に歩き切れたら、ちょっとは今年の11月の大会までに間に合うかなぁ、と(;・∀・)。 と言うわけで朝5時に起き、チャリでJRの最寄り駅まで走り、前回同様JR須磨駅から約1km歩いて須磨浦公園へ。到着したのが7:15だったのだけど、既に暑い(汗)。もっと早く来ればよかった・・・小学校の夏休みのラジオ体操が何故6時過ぎに開始されたのか今になって理由がわかる。 とりあえず、タイムはあまり気にしない方向で7:15にスタート。 ・・・と、どうやって長丁場の山歩きを書けばよいのかアイディアが浮かばないので(;・∀・)、とりあえず思いついたままに書いてみようと思う。 ●主な経路
うわ。見にくい。 とまぁ、いろんな山の名前が出てくる。ちょっとひっぱりだしてみると、こんな感じ。
と、これだけ見れば、大した標高ではないのだけど、山を登り市街地に下り、さらにまた山に登る!という「登ったのになんで下ってまた登らないかんのよ」とキレてしまいそうになる(;・∀・)、経路なのである。それはそうである。56kmと長丁場なだけでなく、このコース、登る高さを合計すると約3,000mにもなるのである(富士山5合目から頂上までの2倍)。割とM的である。 特にキツかったのがうわさ通り菊水山。 地図で見れば、2kmほどあるので、それほどでもないだろうとふんでいたのだけど、実は「あと900m」という看板が出てからが激坂。一気に標高を稼ぐ登山道。そこまでがちんたらムードで予期せぬパターンだったので面食らってしまった。 2番目にキツかったのが鍋蓋山。 菊水山からは見えてるの!(;∀;)すぐそこなの!でもね、一旦急坂を下り、再び登るという・・・ひそかにマジギレしていたルート。しかも、よっしゃ頂上!と思ったら頂上っぽい場所に騙されること2回(死)。菊水〜鍋蓋山辺りは水もほとんどなくなっていて、焦っていたし(;・∀・)。本当、いろんな意味でキツかった。 3つ目にキツかったのが、鵯越(ひよどりごえ)辺りの住宅街。住宅街なんだから、アスファルトで歩きやすいと思っていたら大間違い!坂アリアリの道でびっくり仰天。スタスタ歩けると思っていたのに結構凹み気味。しかもアスファルトの照り返しで超暑い。 あと、意外に楽だったのが高取神社への道。特に下りは歩きやすくて、めっちゃ快適!最後の摩耶山への天狗道もちょっと前の稲妻坂より大分楽で◎。 計算が狂ったのが、水の補給場所。 「市街地を通るから水は少なめで途中で買い足せばよい」と書いてあって、真に受けていたら思っていたよりも自販機がない。菊水山手前から大龍寺まで自販機がないので真夏は要注意。お寺でお水の給水をお願いしたのに、お寺内に自販機があったし。それでも菊水山手前で1リットル以上は持っていたのだけど。でも全然足りなかった。 高倉台の住宅街は単純だけど、妙法寺・鵯越は実にわかりにくいので注意が必要。妙法寺はもう大丈夫だと思うけれど、丸山・鵯越市街地は次歩いても覚えられるかな。さらにわたしは菊水山と間違えて違う山へと・・・。大幅なタイム&体力のロス。さらには妙法寺でデジカメをポケットから取り出すと、フタがパックリと・・・(泣)。
落としても何にもないのに!(;∀;) とにかく暑さとの戦い。先週よりもさらに暑かった。 ニューシューズは、下り(特に菊水山の下りと、須磨アルプスの乾いた土の上)で若干不安があったものの、軽くて、足にもフィットしてとても◎。いつものトレッキングシューズだともっと足に疲労感が来ていただろうと思う。 次はステッキ2本で試す予定。1本でもかなり楽だったので。さらに期待。 でも、課題とは別に重要な敵がまだ潜んでいたのである。 「内股&ひざ周辺のブツブツ」 ラスト5kmほどになって急に痛みを増してきた足全体のひりひり感。汗かきすぎたからなのか、歩きすぎてズボンと擦れるからなのか、とにかく足が痛くて痛くて、ちらっと見てみれば足はマッカッカ(;∀;)。 さらに。 「おパ◎ツ食い込み」 大きな声じゃいえませんけどね。実は・・・も、だったんです。 別に食い込むようなミニパン履いてないんですけど(;∀;)。右側の太もも付け根辺りが1歩踏み出すごとにギャーギャーと悲鳴を。擦れて痛くて・・・トホホ。途中で何度ノー◎ンになろうと思ったかわかりません。 とにかく、このスレ対策はなんとかせねば。おパ◎ツまで考えないといけないとは思ってもみなかった。ぶっつけ本番で歩かなくて本当によかったと思う。<中にはたまにいるそうです とりあえず、摩耶山に辿り着いたときは単純にうれしかった(笑)。足の疲労もなく、歩けたことが。須磨区から灘区まで歩けたことが。六甲全山縦走大会に参加する資格がちょっぴり生まれたかななんてね。 というわけで、もう少し涼しくなったらまた摩耶山まで歩いてみるつもり。もう少しスピードも上がるだろうし、いちいち地図をひっぱりだして、現在地だとか、標高差だとかを確認する時間も省けるだろうし、水を心配しながらセーブして歩くこともないだろう。それまでにも足慣らしはしないとね。 ところどころにチェックポイントがあって、そこそこ決められた時間に通過しないといけないのである。中には8時間、9時間で、56kmを歩く人もいるらしい。でも、そこまで来たらぶっちゃけところどころ走っているのではないかと思う。 山を歩くってタイムを競うことなのか?と訊かれたら、そうではないと思う。大会の趣旨とも違う。そんなの、わたしの好きなことなんかじゃないのに、それでも歩いてみたいと思うのは、56kmを1日で歩ききったら、一体どんな気持ちなんだろう、その気持ちを知りたいというただの好奇心に過ぎない。 あ、あと宝塚まで辿り着けたら、記念の賞状と盾をもらえるから、それが欲しいのもあるけど(本音)。ただ、それらを手に入れたいために挑戦するには決して楽なことではないと思うけれど。それでもかまわない。ひさしぶりにメラメラってカンジ(謎)。生きているからには、たまにゃーアツクならんとおもしろくない! 平均は14〜15時間らしい。とりあえず目標は・・・高く、ということで。目標を持つのはタダですから(笑)。
んー楽しかった。何気に、今日ってhappy day。 画像の説明文が緑色のものは、クリックすると大きくなります。 |
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