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No.34 雪彦山(せっぴこさん)/兵庫県夢前(ゆめさき)町 
2007年3月4日(日) はれ
同行者:なし ジムニー走行距離:97.6km
そこからはあっぴんカーにて。 

●コース概要●

雪彦山有料(この日は無料でした?)駐車場(標高約250m)・・・
大天井岳(標高884m)・・・天狗岩・・・
虹ガ滝・・・雪彦山駐車場

おおよそ3km・全行動時間3時間20分【休憩・撮影時間時間含】



お昼からディーラーへ行く予定が入っていたのだけれど、結局2月に1つも山に登れていない!ということを思い出し、奮起して6時に家を出て姫路の北にある雪彦山へ。

この近辺をウロウロしていたときに、「雪彦山」への看板を見つけていたので迷うことなく到着。しかし思ったより遠かった。普通車500円と書かれているけれど、誰も居ないし駐車料金入れもないので払わなくてもよいみたいだ。清潔なトイレあり。

わたしより先に1台車が停まっていただけで、他に人はいなさそうである。ここ雪彦山は新潟の弥彦山、福岡の英彦山と並び、日本三彦山のひとつである。

弥彦山も英彦山も、「やひこさん」、「えいひこさん」ではなくどちらもひこさんと読む。「弥」も「英」も取っちゃえばいいのにと思うのはわたしだけか。雪彦山だけ「せっぴこさん」と読む。


雪彦山はどこから見ても男前な山容。断崖絶壁の岩峰を利用して修行の道場になっていたところ。今では関西屈指のロッククライミングができる山として知られている。

だから、わたしってばずっとびびっていたのです。狙いをつけていたのだけど、一人場違いだったらどうしよう。と。
みんなヘルメットとか被ってさー。そんなんだったらどうしよう。

かっこいいです☆ 有料なのか無料なのかわからない駐車場

本日のルートは、お昼までに帰れるように最短ルートで登ります。
雪彦山の三角点は915m地点に四等三角点があるのですが、大天井岳・不行岳・三峰岳・地蔵岳を総称して雪彦山と言われていて、一般的に大天井岳が雪彦山と呼ばれているので、本日は884mの大天井岳を目指すことにします。

本日のルート

無人の受付があり、登山届けを書いていきます。

「ここはハイキングコースではありません。必需品、リュックサック・登山靴」

と書いてありましたが、実際登るとその理由がよくわかりました。
絶対ザックは必需品(笑)。

登山届けを出していきます いきましょか!
受付 一般者なのでこちらで

階段を登り終えると早速現る不規則な登山道。いや、本当に。

初めは七種山っぽいなぁと思っていたのですが、ここはこんなのが続く、続く・・・(笑)。

足を、手を、前進を使って少しづつ登っていきます。小さい頃の「山たんけん」を思い出します。
早速・・・
かっこいい☆ホレボレ 展望岩からの洞ガ岳。

静かで、大きくて、りりしくて、うっとり。ここまで大した距離は進んでいないけれど、時間だけはやたらかかっています。汗びっしょり。
ひさしぶりの山歩き。

内心雪がないことにほっとしながら(冬にはこの辺には雪が降ると勝手に思っているんだけど?)、ゆっくり足を慣らすように歩いてゆく。

あまりこの言葉は好きではないけれど、スプレーなのにその字のうまさからか、心がなごむ。何かうれしかったです(笑)。
ゆっくりいきましょー!
綺麗な看板があります ソ●トバ●クは当然NG。
本当、山では役に立ちません。
やれやれ、ようやくなだらかな道に。
ほんの束の間、気を抜いて歩くことができます。わたしの場合、抜きすぎてこけそうになりましたけど。
ほっと一息

矢印にそってGO ここでクライミングをするのかな

出雲岩。
それにしてもでかい岩だ!こんな岩が崩れてきたらどんなふうにペッチャンコになるんだろう・・・と何かあるごとにイケナイ妄想をしてしまうわたしです。頭の中が退屈することはありません。


何箇所かある、鎖場の1つ。

大したことないやと思いながら登っていたのだけど、途中ザックが岩にひっかかって、どうにもこうにも動けずとても困りました。お●ツがつかえたんじゃなくってよかったけど(笑)。
登りますよ〜
根だらけ! ケンケンパ。ができそうなほどに網羅する根。

本当に飽きずに進める道です(歩ける、とはあえて言いません!)。

そして現れる覗岩。ここからの眺めがものすごくいい!登ってきた甲斐があったというものです。ひゃっほー!

めっちゃきもちいい!
覗岩

覗岩のすぐ側に、割れた岩の間を通っていくセリ岩が。
40〜50cmほどなのでしょうか。この間をすり抜けていきますけど、安心してください?ちゃんとまわり道もあるのでこの隙間より大きな方でも先に進むことができます。

わーい(・∀・) うむ。
わたしでも通れました、ホッ。 セリ岩を反対側から

ここまで来れば、大天井岳までもうまもなく。

三角点は次の機会に
大天井岳(いわゆる雪彦山・884m)到達!

今日はニューの帽子での雪彦山。いつもとは違うアイテムを1つ持つだけで大分違った気持ちで歩けます。

お天気に恵まれ、気持ちのよい山頂。ただ、狭いので大勢での登山には不向きなのかも。おじさんが一人いるだけで、静かな時間を過します。三角点は次の機会にと胸に秘め、下山をすることに。

もう少し先に進んだ天狗岩の近くから虹ガ滝方面へと下る道があり登ってきたルートとは違う道にて。

地蔵岳かな 下りにも「上級者用」と「一般者用」があったりします。

こちらの登山道には登りに使ったルートよりも鎖場・ロープが多いのでくれぐれも滑り止め付きの軍手をお忘れなきよう。雨の後とか、濡れているときじゃなくって本当によかった・・・

虹ガ滝まではそれらを頼りに少しづつ下っていく道。わたしのように下りが苦手だと大分時間がかかるかもしれません(汗)。それでもすごく楽しめる道ですYO!
虹ガ滝はえ?という感じだったので画像はナシで。滝を過ぎると、あとはなだらかな道が続いていくのみ。

今までが今までだったので、うれしいような、つまらないような?(笑)
どんどん下ります。

なくても越えれそうだけど これは越えれんね、確かに
はしご要るかな? 反対側をみて納得(笑)。

途中で、川の水のあまりのきれいさに足を止めてジャブジャブ。

心も洗われるね

しばらするとちらほら登山客とすれ違う。こちらから周りで登る方も割りと多いようだ。

11時前に駐車場に戻るとあらびっくり!駐車場はいっぱいでした。さすが人気の雪彦山。
こんなに人が来ていたのね

今回はあっさりとこれにて終了。雪彦山登山口の近くには雪彦温泉もあるので、今度は温泉とセットで行きたいものです。

帰り道で見かけたとあるお店。


(笑)
?!

何て読むんだろうと思ったけれど・・・





しゃねる、だそうです。


いいんですけどね。いや、いいんですよ。

田舎に行くと、面白いものを目撃できるので楽しいです(笑)。

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