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No.46 段ガ峰(だるがみね)/兵庫県 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2007年10月21日(日) はれ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
同行者:なし。 | ティーダ走行距離:154.4km | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●コース概要● 生野高原ゴルフ場登山口/無料駐車場(標高570m)・・・達磨ガ峰・・・ フトウガ峰・・・段ガ峰(標高1,103m)・・・<来た道を戻る>・・・登山口 おおよそ10km(?)・全行動時間4時間35分【昼食・休憩・撮影時間含】 |
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さて、関西の山でも紅葉の季節になってきた。 今日は氷ノ山登山大会。ということはその周辺の山も紅葉が美しいころなのではと思案した結果、アプローチが遠くて敬遠していた扇ノ山へと焦点を絞ったものの、大寝坊! ・・・ということで、少々紅葉には早いと思ったけれど、お盆に体調不良と暑さで撤退した生野の段ガ峰へ再チャレンジ。姫路バイパス→播但道で生野ICで降りるが登山口に到着したのは12時過ぎ。 出発したものの、スモールライトがつけっぱなしだったのではないかと急に不安になり、せっかく登ったのに引き返したり・・・結局出発したのは12時半だった(しかもライトはちゃんと消していました・何やってんだか(笑))。
登山口から、達磨ガ峰の肩まで標高差約400mを一気に登ってゆく。お盆に来たときには、このいきなりの登りと体調不良にやられたんだよなぁ、足が慣れるまでの我慢我慢と思いながら、少しづつ足を運ぶ。 慣れるまでの最初の登りはいつでもキツいけれど、あのときに比べたら随分涼しくなって歩きやすくなったというものだ。 あ。 登山道脇にスミレさんを発見。あの、今は秋なんですけど・・・(笑)。 30分堪えて歩くと、達磨ガ峰の肩にでる。ここまで来ればこっちのものだ。後は小さなアプダウンを繰り返す、気持ちのよい道がしばらく続く。
達磨ガ峰の頂上(と言っても、あらここがそうなの?という通りすがりにある感じ)は生野ゴルフ場側がひらけているだけで、特別景色がよいわけではない。少しジュース休憩。秋になったとはいえ、体を動かしていると凍らしてきたシャリシャリのスポーツドリンクが火照った体にガツンと清涼を与えてくれる。あーうまい。 一息ついたら、フトウガ峰へと続く道へと向かう。ここからはススキがソヨソヨと風になびいているのを見ながらの歩きになる。ススキって派手じゃないけど確実に秋を演出してくれる演技派。わたしの好きなものの一つだ。
最近日が暮れるのがすっかり早くなった。山の中ならなおのことである。迷うことのないよう、帰りに備えて特に林の中はしっかりテープと目印になるような倒木をチェックしながら歩いていく。
しばらくして、一旦最低コルまで下り、そこからフトウガ峰までの最後の登りが始まる。 登山口の案内板には最低コルからの登りがかなりきついと書いてあったけれど、最初の達磨ガ峰の肩までの登りに比べたら大したことはない。 ただ、最低コルまでの下りと、そこからの登りの道が粘土質であるのとゴロ石のため、雨上がりの後だと特に注意。今日も一昨日降った雨のせいだか滑りそうになったし、実際他の登山者のズリっといった跡もあったので。
エッチラエッチラ歩いていくと、思いもかけない景色がそこに。 そこには開放感いっぱいのだだっ広く、のっぺりとした空間があったのでした。こんな山頂、すごくいい!
フトウガ峰付近にはこの山に登り慣れた単独の男性が2人ほどいらしたので、帰り道について尋ねてみた。 このまま縦走路をいき、千町峠登山口へ降りてから林道を歩いて駐車場へと戻るより、ライトを持っているのならやはり来た道を戻った方が早いし距離も大分短いそうだ。 ま、縦走といっても、段ガ峰まで来たらもうあとわずかだしね。あと、確かに夏は暑いけれど、千町峠の登山口から登ると、谷からの風が吹くのでなかなか快適に登れるのらしい。メモメモ。 フトウガ峰から段ガ峰まで小さなアップダウンを繰り返しながら、30分ほどで着いた。 誰も居ない、雑音も聞こえない、本当に静かな山頂を独り占め。あれが笠形山かなぁ、あれが氷ノ山かなぁ、今日は登山大会も天気がよくてよかったなぁ。もうあれから1年経ったんだ。あっぴん、元気にしてるかなぁ・・・何て考えながら、360度広がる山々を眺めつつ、作ってきたおにぎりとあったかいレモネードで遅いお昼ごはん。
お腹と心を満たして、15時ちょうどにスタコラサッサと下山開始。 最低コル辺りの林さえ暗くなっていなければ大丈夫だろう。
ときおり立ち止まりながら、キラキラと輝くススキにうっとり。 近年、異常気象が続いているけれども、依然しっかりと感じることのできるその時々の季節。億劫がらず、しっかりと自分から求めて探しに行きたいと思う。 17時前にはライトを使うことなく下山。ここもいい山だったなぁ。にんまり。 |
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