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No.31 三岳(みたけ)・小金ガ岳/兵庫県篠山市 
2007年4月28日(土) はれ
同行者:なし ティーダ走行距離:234km 

●コース概要●

大たわ無料駐車場(標高約500m)・・・三岳(標高793.4m)・・・
大たわ駐車場・・・・・・小金ガ岳(標高725m)・・・大たわ駐車場

三岳:おおよそ2.4km・全行動時間1時間30分
小金ガ岳:おおよそ2.6km・全行動時間1時間30分
【休憩・撮影時間時間含】


前半のGWは四国&九州(?)の予定だったのだけど、残業続き+体調不良のため今回は断念。まぁ、帰ろうと思えば3日の休みで四国へは帰れるし・・・

この日も夜は咳のため眠れなくて、朝起きれなかったのだけどあまりの天気の良さにおでかけを決行。何せ四国へ戻る予定だったので、どの山に登るか全く決めていなくて、土曜日にラクに登れそうな三岳と、花にヒットした滋賀県の赤坂山と百里ガ岳に目星をつけておくことに。

さて、今回はジムニーか、ティーダか。

どっちも不安。

ジムだといざと言うとき高速が不安だし(ジムニーでは四国の高速とコチラの一部の有料道路、北陸自動車道の一部でしか乗ったことがない、山陽道とかめっちゃ速いよねみんな)、下調べが甘いからナビがあると便利かもしれないし、ティーダだと、山道のすれ違いでの運転がまだ不安だし、いつもむ。に隣に乗ってもらっていたから一人で運転したことがない。うむむ・・・

轟:「やっぱりティーダで行くから貸して」

と言うわけで、む。の通勤にはジムを使ってもらうことに。
ちょっと悪いので、かわいこちゃんを残していくことに。よろしくやってよね。

これから車中泊のお供になりそうです
ゲーセンでゲット
ちゃんと車用のリラクマです(笑)

そうと決まればそそくさと準備をして行ってきます。時すでに12時半(!)。

ちょうど去年の今頃訪れた1つめの関西百名山・白髪岳のちょっと先にある三岳。よって白髪岳と同じルート向うのだけど、R175もR372も快適にドライブ。とにかく天気がよくてるんるん気分。
テンションもあがります
大たわ駐車場近く、気持ちのよい道 最終的には兵庫県道301の先に、大たわ駐車場(無料)がありそこが登山口になるわけですが、ナビ様のおかげで90km・ちょうど2時間で迷うことなく辿り着くことができました。

途中県道702を経由して行ったのはわかったのですが、もう1回行けといわれても行ける自信がありません(きっぱり)。
三岳と無料駐車場。

ちょっと用を足すのは怖いけれど、ポットントイレあり。水場はないので、忘れず用意しておきましょう。結構広いので30台は停められると思います。この日で10台ほど。
すぐそこだね
さぁ行くぞー! 標高差は300m弱・歩行距離は1.2km。
さて、さっさと歩いてしまいましょう。

どうやら三岳は御嶽とも書くようです。
やっと来た、LAKEN(ラーケン)のレザー水筒。キドニーの0.5リットルサイズが今回から山歩きに加わります。

何気に今回はダンスキンのストレッチクロップドパンツ・ナイキのウィンドブレーカーも仲間入り。うれしくてたまりません(・∀・)。

しかし、水筒は内側が塩化ビニールのため、しばらく匂いが取れるまではうがい専用です。口に含むたび歯医者さんの味がするので(笑)。ぽよぽよでさわり心地◎。
ニューアイテム☆
いきなり さて、登山道ですが、いきなりの階段出現。しばらく続きますが全体の距離が1.2kmなのでたかがしれていますけどね。

・・・けど、やっぱり階段は嫌いです。汗だく。
階段脇には気になる植物が。葉しかなかったのですがなんと激しい形。触るものみな傷つけそうです。

しかし何だろう、これ。アザミの葉っぱ?
チェッカーズです
スミレはスミレでも? さて、スミレはスミレちゃんでも何スミレでしょう。このときは普通にタチツボスミレだと思ったのですが、タチツボスミレにしては

ハート型ではあるけれど葉が細長い

ために、タチツボスミレではない模様。ヒメスミレか、と思うのですがヒメスミレにしてはやや葉が大きいか・・・コスミレにしては葉の色が緑色だし。スミレって奥が深いわ!

いろいろ調べたのですがわたしの結論としてはヒメスミレということで。
ミツバツツジのショッキン’ピンクが春!ということを強調付けてくれます。いつ見てもかわいらしい花です。 ウキウキします
違う色を見たいなぁ アセビ。
花は鈴みたく小さくてかわいらしいのだけど、「馬酔木」と書くアセビには毒アリです。

と、何だかんだとキョロキョロしながら歩いていると、あっちゅー間に頂上に到達。・・・ところが狭い頂上には先客が4名。三角点を陣取っているので、撮影ができない。さっさと下りたいのだけど、仕方がないのでしばらーーくすみっこの方で待機。

ひゃっほい☆
三岳(793.4m)到達!

コホン。
弾けてしまいましたが、この三岳頂上に看板がないかわりに(?)、こんな素敵なものがあるのです。そりゃベンチ代わりにここに座りたくなる気持ちもわかりますよね。


だけど天気がよくてよかった! さて、次にいきましょうか
北方向
展望はそんなによろしくはない
下りの途中で小金ガ岳方面

さて、駐車場に下ったところでまだ16時。
駐車場から三岳とは反対方向に伸びる小金ガ岳も頂上まで1.3km。ここは関西百名山ではないけれど、三岳だけでは物足りない感もあったので、登ってみることにした。


こんな感じ

しばらく杉林の中を歩いていく。木漏れ日がとても気持ちがよい。

憎き杉に囲まれていても山だとクシャミがでないのは不思議。ハクション大魔王になってもよさそうなのに。
うっとり☆
かなり特徴のある葉のつき方ですね 登山道脇に咲いていた白い花。まだしっかりとは咲いていなかったのだけど。うむむ、何だろう。現在調査中。
小金ガ岳も途中から階段出現。

でも空がよく見えるし、全く苦にならないです。歩いているときの空の見え方って結構重要。
さぁ、どんどん進めー!
本当に辿り着くのかな(笑) アップダウンを繰りかえしていると、徐々に小金ガ岳に近づいてきます。岩場・鎖場が多く、とてもわずか片道1.3kmとは思えないダイナミックな登山道。

関西百名山の三岳よりずっとおもしろい。鎌倉時代〜室町時代には修験道場だったというのもうなずける。

よっこらしょ、どっこいしょ きゃ〜☆何この色は!
鎖場を越えたら・・・ !!!

見た瞬間とても違和感を感じました。

だって、ツツジってピンクか赤か白しか見たことがなかったから。おそらくほとんどの人はそうではないだろうか。たくさんこの山に咲くツツジ。一体何者?!

「春よ春。もう春なのよ、ねぇってば!」

と言うように三岳に咲いていたおなじみのツツジも好きだけれど、このほんわかしたクリーム色というか、おだやかな薄黄色のツツジもとてもいい。強風で帽子をザックにしまうほどだったけれど、その風に揺れながら咲くつつじがいっぺんに気に入ってしまいました。ツツジの中でも、このクリーム色の花が咲くのは
ヒカゲツツジしかないそうです。

いやーええもん見せてもろたわー。
轟おじさん登場。

登りはじめて45分。

やったぞー!
小金ガ岳(725m)到達!

随分遠くに見えるなぁ 愛宕山はいつ登ろうかな
小金ガ岳から三岳 愛宕山(京都)方面

頂上ひとりじめ☆

頂上は三岳と変わらない。少し展望は邪魔されるし、それほど広くはないけれど、三岳よりも随分立派な気がする。とにかく、登りが楽しいので、三岳とセットで登るとよいと思う。

おうちへ帰りましょー! 頂上でおやつを食べ、スタコラサッサと下山。
あらやだわ。もうこんな時間。

R372→R9→R1→R367にて滋賀県高島市の道の駅・くつき新本陣へ。

それにしてもお腹が空いたなぁ・・・食べると眠たくなると思って170km何も食べずに走った。道の駅の近くにくつぎ温泉があるのでそれを楽しみにしてきたのに温泉へ到着するやいなや流れる
蛍の光

えー(;∀;)。21時で営業終了って。早。

しかも、バーナーとガスは持ってきたのにコッヘルを忘れたし(凹)。R367はコンビニ数軒を除いてスーパーも皆無・・・道の駅前のローソンで仕方なしに食料を調達して車内でもぐもぐ。

体をフキフキして考える。フム、明日は百里ガ岳か、はたまた赤坂山か。

あぁ、そうか!



どっちも登ればええんや。



というわけで、明日は早出をすることに決め、早いところ就寝態勢に。ティーダでの始めての車中泊。寝心地はいいはずなのに、ドキドキして眠れない(笑)。

明日もたくさん花を見れるといいなぁ。
希望はカタクリとイワカガミです。
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